こんにちは、ほけきよです!
最近はテレビでもしりとりをするんですね。東大卒、京大卒たちの熱き戦いには結構魅了されました。 そんなしりとりで出てきたのが、「る攻め、ぷ攻め」
“る"や"ぷ"で終わる単語は多いけど、始まる単語は少ない。だからそれで攻めまくる!
高度なしりとりでの常套手段ですね。
実際私が「る攻め」されたら ルビー、ルージュラの後には「留守電!」 ってなりますし、 「ぷ攻め」なんてされた日には「プーさん」で秒殺ですよ。。。はぁ、はちみつ食べたい。。
と、しりとりの奥の深さがわかっていただけたところで、今回はその英語Ver.です。
「じゃあ英語では何攻めをすればいいの??」
というのをちょっと考えてみました!
初めの予想
私の初めの予想を言っておきますね。
…さぁ、どうなんですかね?
みなさんも、読む前にちらっと予想してみてください。
英単語の辞書をGetする
まずは、調べるために英単語リストを入手しなくてはなりません。
色々と調べていたんですが、結果、mac本体に入っていることを知りました。そりゃそうか…
/usr/share/dict/
配下にあるweb2
というファイル に、約28万単語が収録されています。
これを使って、分析をしてみます。
分析手法
分析といっても、英単語の初めと終わりを見てカウントするだけです。 結果の可視化に使うのは3種類で
- begins : どのアルファベットから始まったかをカウント
- ends : どのアルファベットで終わったかをカウント
- matrix : どのアルファベットで始まり、どのアルファベットで終わったかをカウント
です。
結果
まず、beginsとendsを可視化してみましょう! 棒グラフが、その対象アルファベットの総数です。
折れ線グラフは、ends/beginsです。始める単語に対してどのくらい終わる単語が多いのかを表しています。
X,Qは確かに少ないが…
確かに、X, Qで始まる単語は少ないですね。 でも、同様に終わる単語も少ないです。
これは、攻めようにも攻めきれない可能性があるということを示唆しています。
そこで大事になってくるのが、endsとbeginsの割合です。この値が高いほど、攻めやすく、また守りにくい アルファベットと言うわけです。
「Y攻め」
そう言う観点から見ると、「Y攻め」が非常に理にかなっていることがわかります。 yで終わる英単語、形容詞を考えると無数にありますからね。しかし、始まる単語って以外に少ないんですね。 y攻めをすると
yes!! :D , yard…!, yearn……yearn for “Y” words !!! ;(
みたいな展開になること間違いないでしょう!!
「Y攻め」への突破口、「Yカウンター」
この図は、matrix(どういう単語で始まりどういう単語で終わっているかの行列)をヒートマップで表したものです。
「Y攻め」を回避する方法を、このマトリクスから考えることができます。 語尾がyに繋がりにくい単語を選べばいい訳です。 endsが"y"のうち、極端に色の青いbeginsを探せばOKです。
そうすると、k
,j
, q
ですかね。
y---k
(31語)
yak / yakamik / yamshik / yamstchik / yank yapok / yarak / yardstick / yark / yashmak yearbook / yearock / yeldrock / yelk / yellowback yellowshank / yerk / yesterweek/ yeuk / yirk yirmilik / yock / yoick / yok / yolk yook / york / yuck / yuleblock / yuzlik yuzluk
y---l
(22語)
yacal / yardful / yarl / yawl / yawnful yearful / yearnful/ yeel / yell / yellowbill yellowtail/ yill / yochel / yockel / yodel yokel / youl / yoursel / youthful/ yowl yuckel / yukkel
y---q
なし(なんやて)
これだけあれば、戦えるのではないでしょうか?相手にほころびが出た瞬間、こちらがすかさず「Y攻め」を行い、カウンターを決め込みましょう!!
まとめ
というわけで、英語版「ぷ攻め」は「Y攻め」という結論で締めくくりたいと思います!! 皆さんも英語しりとりをするときは、「Y攻め」、「Yカウンター」で勝利を手にしてください!