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既成概念をぶち壊す!『レアンドロ展』のみどころは?


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こんにちは、ほけきよです。

皆さんは『レアンドロ・エルリッヒ』をご存知ですか。 レアンドロ・エルリッヒを知らなくても、21世紀美術館なら知っているかもしれません。 21世紀美術館を知らなくても、この画像なら見たことがあるかも知れません。

服を着ているのにまるで水中にいるかのようなプール。 彼の代表作とも言える作品で開館時時から大人気です。

そんな気鋭の芸術家、レアンドロ・エルリッヒの展示会が、六本木の森美術館でスタートしました!

レアンドロ・エルリッヒ展 観ることのリアル

本展は、エルリッヒの四半世紀にわたる活動の全容を紹介する、世界でも過去最大規模の個展です。新作を含む44点の作品を紹介し、その8割が日本初公開となります。

  • 会期 2017.11.18(土)~ 2018.4.1(日) (会期中無休)
  • 開館時間 10:00~22:00(最終入館 21:30)
    • ※火曜日のみ、17:00まで(最終入館 16:30)
  • 会場 森美術館六本木ヒルズ森タワー53階)
区分 料金
一般 1,800円
学生(高校・大学生) 1,200円
子供(4歳~中学生) 600円
シニア(65歳以上) 1,500円

行ってみた、見所

既成概念をぶち壊す

エルリッヒ展の見所は、「リアリティ」のあり方。 エルリッヒの手にかかれば一見当たり前に見える景色に少しの非現実が混ぜ合わされ、不思議な空間が作り出されます。 21世紀美術館でのスイミングプールもそう。「水中では服は着られない」という固定観念を破壊し、新たな価値観を形成する。

そんな作品がエルリッヒ点ではズラッと並びます。

水に浮かんでいるかのようなボートの写真。水は反射するものだという既成概念を利用している。

作品を通してわたしたちは、見るという行為の曖昧さを自覚し、惰性や習慣、既成概念や常識などを取り払い、曇りのない目で物事を「見る」ことで、新しい世界が立ち現われてくることを、身をもって体験することになるでしょう。

インスタ映え?する鏡の錯覚

個人的な今回のエルリッヒ展のみどころは、「鏡を使った錯覚」 普段見ている当たり前にみえる風景のはずが、鏡に寄って我々は混乱状態に陥る。

この展示は一部が本当につながっていて一部が鏡の空間。一度その中に入ってしまうと、どう歩いていけばよいのかわからなくなる。


(パンフレットより)

特に今回の目玉作品でもある、"Building" こんな写真がとれます。インスタ映え?しそうじゃない?笑


(パンフレットより)

これも鏡を上手に使っていて、実際はこんな感じになっています。

ネタバレ写真を見る

一緒に行っていた友人は鏡か現実かわからず鏡に突進していってぶつかっていました。笑 それほど、大きなオトナすら混乱してしまう作品!

まとめ

いかがでしたか?参加型の個展、とても楽しく回ることが出来ました。

友達、カップル、家族等、誰と行っても楽しめる良い展示だと思います。私も年齢を忘れて終始はしゃいでいました!笑

興味を持った方は是非足を運んでみてください。超絶オススメです!ではではっ!

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