こんにちは!ほけきよです
一眼レフを買うと、普通のズームレンズだけじゃ我慢できなくなってくると思います。
今日は、そんな中でも個性的なレンズ、オーロラだってとれちゃう「単焦点広角レンズ」を紹介します。
一眼をお持ちのそこのアナタ!ぜひ見てください!
- なんで超広角レンズ
- 単焦点広角レンズは高い
- そこで、SAMYANGですよ
- 何でそんなに安いの?SAMYANGレンズの悪い点
- それで、オーロラは撮れたの?
- 予想以上の活躍!オーロラ以外にも全然使える!!!
- プロには粗いが趣味に使うにはコスパ最強のカメラ
なんで超広角レンズ
私が超広角レンズを買おうと思った理由は
- オーロラ撮りたい
ってなったからです
たまたまフィンランドに行く事になったので、「フィンランド?じゃあオーロラじゃん」ということで購入を検討
オーロラの撮り方、とかで調べてみると
- 空いっぱいに広がるオーロラを余すことなく撮る
- 絶えず動くオーロラをバッチリ撮る
が条件。1つめの条件で
- カメラ本体のセンサーサイズはフルサイズ
- レンズは広角
が良いということになります
難しいのが二つ目。
通常夜の撮影はシャッタースピードを遅くして撮るのですが、 オーロラは絶えず動いているので、バッチリ撮るためにシャッタースピードを上げないといけないのです。
ということは
- カメラ本体は高感度
- レンズのF値は低め
が必要となってくる。
カメラ本体はキヤノンの6Dを購入していたので、問題はなさそう
ということで、条件に合う『超広角かつ、F値が低いレンズ』を探すことに
単焦点広角レンズは高い
まずは純正品。超広角レンズ、各社の純正品で良いものを出しています。Canonならこちら

Canon 単焦点広角レンズ EF14mm F2.8 L II USM フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2007/09/30
- メディア: Camera
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「お、純正品、ええやん」
と思い、値段を見てびっくり。フィンランド2回行けちゃう...
純正品なので、品質は間違いないのでしょうが、流石に断念。
一般的にF値が低いほど実現に技術を要するので、高くなっちゃうんです。
Nikonの純正品とかも20万を超えてきます

Nikon 単焦点レンズ Ai AF Nikkor ED 14mm f/2.8D フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- メディア: Camera
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そこで、SAMYANGですよ
そこで見つけたのがこのレンズ
なんと、先ほどのCanonとNikonの純正品と同じ画角とF値!さらに、フルサイズ対応
ということです。
「でも、お高いんでしょう??」
と思い、値段を見てみると
38250円
なんと、Canon純正品の約1/6です!これは最高なのでは??
何でそんなに安いの?SAMYANGレンズの悪い点
でも、何でそんなに安いのでしょう。もちろん、キャノンの純正品に比べて、劣る点はあります。
ざっと悪い点をあげると
などでしょうか。まあ始めの3つは端的に言うとレンズの質が悪いということです。 *1
最後のマニュアルフォーカスも、大きな減点要素だと思います。
最近のレンズは基本自動的にピントを合わしてくれるものなので、なかなか使うのに苦労しそうです。
*2
しかし超広角の魅力、安さ、そしてオーロラへの情熱に突き動かされ。購入を決意
それで、オーロラは撮れたの?
Canon 6DとSAMYANGレンズを引っさげ、 オーロラを求めフィンランドのivaloというところまで行ってきました。
オーロラ、出ました。写真はこちら
しょ、しょぼい。。。
これでも現地にいるときには感動しました。 しかし、空いっぱいに広がるオーロラは撮影できず。無念...
これに関しては、また時間とお金を作って必ずリベンジします!!
予想以上の活躍!オーロラ以外にも全然使える!!!
では、SAMYANGレンズは無駄買いだったのか??
全くそんなことありませんでした。
肝心のオーロラはイマイチに終わったものの、SAMYANGレンズはその時の旅で大活躍でした。
良い点・悪い点を並べてきましたが、実際の写真を見てもらったほうが早いでしょう。
-20℃極寒の世界に広がる星空(Finland, Ivalo)
私の旅の中でも随一の美しい写真です! 画角が広いので、星と景色を同時に撮影*3することができます。
北欧は、冬になると曇りが多くなるので、そもそも星空を見るのさえ珍しいらしいです。それなら尚更オーロラ出てくれよ...!
迫力満点!ローアングルからの建物(Belgium, Grand Pace)
14mmは目よりも広く物を捉えるので、新しい世界を見ることができます。
写真はベルギーの世界遺産グランプラス。ローアングルから見上げるように撮れば、覆いかぶさるような迫力満点の写真になります。
周辺減光も寂しさを演出していい味?(Lithuania, Vilninuis)
どのくらい周辺減光するのかこの写真の空を見ればわかると思います。
F値にもよりますが*4、やっぱり周りは暗くなっちゃいます。
それでも、この街のように少し寂れた感じを出すには周辺減光もいい味かな~、と個人的には思っています。
プロには粗いが趣味に使うにはコスパ最強のカメラ
さすがに、写真を撮ることを生業にする方々からすれば、いろいろ質の低い部分は見つかると思います。
しかし、趣味で使うには全く問題ありません。
むしろ、旅や日々の生活から新しい世界を切り取って魅せてくれます。
面白いレンズがほしいと思っている方、コスパは最強なので、是非検討してみてください!
ではでは٩( ᐛ )و