こんにちは、ほけきよです。
早いもので、2018年も半年が経ちました。
この上半期、転職して新しいタスクもかなり増えたので、色々と勉強しなければなりませんでした。 なので、今回は上半期に買ってよかった技術本をご紹介します!
AWS/コンテナ
自社で運用しているサービスがAWS上にDockerコンテナを構築して動いています。
AWS、名前は聞いたことがあるけど、動かしたことはない…
状態からのスタートだったので、書籍、qiita、クラメソブログ、ハンズオン、ウェビナーとかにで知識を獲得していました。
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
- 作者: 大塚康徳(日立インフォメーションアカデミー)
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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動機
まずAWSとはなんなのか、から理解せねばならなかった。 ソリューションアーキテクト*1取りたいなと思ったので、初学のために購入
感想
- クラウドコンピューティングとはなにか?AWSとはなにか?から学べる。
- よく使われるもの(EC2, RDS, S3, ...)が網羅的にまとまっていた。初学にはとても良い。
- これだけでソリューションアーキテクトを取るのはとても難しいらしいので、さらなる勉強が必要。
AWSは日々進化するので、情報のアップデートはwebのほうが良いかもしれないと思いました。*2最新のサービスも使いたい!という人に関しては、この本をベースに、Amazonが開催するイベントでいろいろと聞きまくるのが一番いい気もします。
AWS Lambda実践ガイド
AWS Lambda実践ガイド (impress top gear)
- 作者: 大澤文孝
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2017/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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動機
Alexaで遊びたかった*3のだが、どうやらlambdaとかいうAWSサービスを使うと良いらしいということが判明したので、辞書がわりにと、一冊
感想
Lambdaの使われ方がわかった。FaaS*5は、これから主流になっていくだろうから、勉強できてよかった。
AWSによるサーバーレスアーキテクチャ
- 作者: Peter Sbarski,吉田真吾,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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動機
自社サービスを見直す時期が来ているので、アーキテクチャのお勉強をしようと思ったら、このベストセラーを見つけた 動画配信サービスをサーバーレスで構築することを目標に、手を動かしながら進められる様。
感想
- データ量増加などのシステム面の根本解決は、やはりアーキテクチャの設計。
- 用途に応じたいろんなアーキテクチャパターンが紹介されていて、なぜこうなるのかの説明もあるので実感を持って読めた。
- 実際に使っていないと理解が難しいと思うので、運用してる人、本当にしようと思っている人が読むべきかな。
AWSなどのクラウド環境は、物理マシンの用意/環境構築など、本来めちゃくちゃ気にしないといけないところが簡単にできる。アーキテクチャ設計に集中できる素晴らしさを理解して読むと、とても深みの増す一冊になると思った。
コンテナ・ベース・オーケストレーション
動機
サービスをコンテナで管理している(Docker+Kubenetes)。
工数低減のためにそうしてるはずなのに。コンテナやオーケストレータが分からなさすぎて工数が変わらないという現状を打破するために勉強
感想(途中)
- 結構情報量多い。読み応えはあるけど、読み進めるのには、かなり時間がかかる
- コンテナ運用が主流に至った歴史が書かれていて、ナルホドとなる。
- 実際にサービスを運用していないと、実感を持つのは難しいだろうなと思う。*6
概念の理解をしながら読まないと意味がないので、実際に手を動かしながら、ゆっくり読み進めていきます。
統計/機械学習(初心者レベル)
数をきちんと扱える。バズワードの出来ること、出来ないことをきちんと理解できる人を増やしたいと思い、課題図書選定のために読んでいた。
この世で一番おもしろい統計学
この世で一番おもしろい統計学――誰も「データ」でダマされなくなるかもしれない16講+α
- 作者: アラン・ダブニー,グレディ・クライン,山形浩生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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感想
- アメコミ調のマンガ形式で進んでいくので、初学には読み進めやすい
- 統計の専門用語を比喩しながら進めてくれるので、イメージに良い
たまに、字だけ柔らかくして初学者を釣り、内容は専門用語のオンパレードみたいなパッケージ詐欺の統計本もあるが、これは内容もわかりやすかったと思う。実際に初学者にも好評だった一冊
嘘を見破る統計学
ウソを見破る統計学―退屈させない統計入門 (ブルーバックス)
- 作者: 神永正博
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/21
- メディア: 新書
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感想
- 数式はあまり使わず比喩表現を用いた説明を徹底してくれていて、とてもわかりやすい*7
- 普段扱わないレアな統計手法も出てきたりする。これを読めば、100m走の限界値が統計的に存在することがわかる!
いろいろな統計手法がわかりやすく登場して、面白い。 とはいえ、初学は正規分布を理解するところからまず始めるべきだとも思うので、それができたあとに手に取る一冊かな。
デザイン
Google流資料作成術
- 作者: コール・ヌッスバウマー・ナフリック,村井瑞枝
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2017/02/16
- メディア: 単行本
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動機
上司に勧められ買った一冊。Googleのデザインはおしゃれだし嫌にならない。
感想
- わかりやすい上に、超実践的。すぐに真似ができることが多い。
- Googleのデザインがなぜ美しく見えるかがわかる。
上半期、一番オススメの本を選ぶならこの一冊!ほんとにわかりやすい。 多分また記事を書きますが、ノウハウがいっぱい詰まった本なので、非常におすすめです。
まとめ
技術本、あと何冊かあるけど、書くの辛くなってきたのでとりあえずこのくらいにします!
新しいことを学ぶと、新しいことができるようになる。とくに技術に関してはそれが顕著だと思います。 クラウドアーキテクチャ、コンテナ運用などは、馴染みが無くてハードルを感じた(今も少し感じている)けれど、 「なぜそんな技術が生まれたのか」がわかってくると、応用可能性が広がり、とたんに楽しくなってきます。
上半期はそれを感じ始めたので、引き続き本を読み、技術を実践していきたいと思っています。ではでは!