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工学・理学・情報と研究分野を転々とした今だからわかる、大学の授業の大切さと大学での生き方(理系)

f:id:imslotter:20170419213221p:plain こんにちは!ほけきよです。

新学期が始まってもう1週間ですね。そろそろ4月病*1が完治し 5月病を発症する人も多いのではないでしょうか。

今日は、そんな大学生(特に理系大学生)に送る、大学での勉強の仕方についてです。 後悔しない大学生活を送るためにも、読んでみてください!

2回も研究分野が変わってる人

私は大学時代から研究分野を2回変えています。 初めはものを作ったり、実験をどんどんしたりの工学系、次が紙とペンの理学系、最後がパソコンパチパチ情報系。 さらに細かく言うと、3年に上がるまでは材料系に行こうと思って勉強していました。

生来の飽き性で「あれが面白い!」と思ったらそっちになびいちゃう。 このおかげで、得たものもたくさんあるし、得られなかったものもたくさんあります。

こんな経験から私が思うことをつらつらと書いていきますね。

大学の授業はリファレンスを集める場所

私が情報系に携わるようになって、一番感じることが「用語がわからない」と言うことです。それまで、 ターミナル*2はおろか、Linux*3の存在すら知らなかったですから。

用語がわからないのはググれ???と思うじゃないですか。辛いのは調べ方がわからないことです。 謎のバグを踏んだとしても、なんでバグったのか勘所もわからない。どこがエラーの文章なのかもわからない。全コピペするとよくわからない専門用語が学ぶ。初めの頃は毎日発狂していました。

そんな日々を送っていたある日、私に友人がメールで聞いてきました。

ラグランジアンって何?」

物理系じゃなければ、馴染みがない用語かも知れません。 物理から離れて数年も経っていましたから、スラスラと答えることなんてできません。けど、なぜか調べられるんですよ。

「本のこの辺に書いてあるな」とか「このサイトが良さそうだ」とか。

それで、返信がすぐにできました。 その時、思ったんです。

「大学の授業って、役に立っているんだなあ」

私は真面目な学生ではなかったので、歯抜けの知識だったりします。 と言うか、今ではほとんど覚えていません。けれど、 何回か授業に顔を出したり、テスト問題を解いているうちに、どこに何があるかを覚えているんですね。不思議!

高校までの理系科目って、頑張れば全部覚えられます。 でも、大学の勉強は違う。人類数千年の英知を全て知ろうとすること自体不可能です。 だから、調べられる材料、リファレンスを集めましょう

大学の授業は、それを半ば強制的にしてくれます。 ちょっとだるくても、たまに授業に顔を出したり、少しテスト勉強頑張ってみたりするだけでいいです。 *4

「あ、なんか言っていた気がする!!」「どこかでみた気がする」

この体験を、どこかですることになったら、その価値があったということです。 だから、肩の力を抜いて授業を受ければいいんです。 何気なく見聞きした事柄が、後になって大きな力になったりします。 暗記したテストの点がどうとかより、何気なく集めたリファレンスの方が、よっぽど力になります。

要領よく生きよう、ただしギブアンドテイク

けれど、単位を落としたり、成績が低空飛行の中途半端じゃダメですよ。就職に響くらしいので。 全て要領よくやるか、一点特化型を目指しましょう。私は前者なので、要領よく生きてきました。

包み隠さず言えば、

代返してもらう&ノートをとってもらう

をかなりの頻度で重ねていました。代わりにしてくれた人には感謝感謝です。何もせず単位を失うよりはましだと思ったので。 それなりにテスト前は勉強をして、それなりにいい成績で卒業できました。

正直、それでいいと思っています。おかげでいろんなことを経験・勉強できたので。

ただし、してもらってばっかりはダメです。 得意教科を教えてあげるでもいいし、向こうが休みたいときは代返するでもいいので、 必ず受けてばっかりにならないようにしておきましょうね。

「代返してって言われたけど、あいつまじウゼーから、代返せんとこ。」

とかなったら、嫌すぎますからね。

3つ研究分野を変えたからこそできること

私みたいな生き方を強く推奨はしません。 冒頭にも言ったように、この生き方のせいで得られなかったもの、得られないものはあると思います。 一点特化型の人間にはなることはできません。1ジャンルに対するリファレンスがあまりにも少ないからです。

けれど、刹那的に移りゆく興味の中で、たくさんのジャンルのリファレンスを集めることができました。

すると面白いことに、今では3つの分野をぼんやりリンクさせられるようになっています。 機械学習の話であれば

「あ、ここは統計力学のエネルギー最小化と似ているな」とか、「制御理論と似ているな」とか。

この「似ているな」が、かなりの理解と自信の助けてになります。

私の学問の師匠がこんなことを言っていました。

「一点突破型じゃない人は、螺旋状に山を登っている。登るスピードは遅いかもしれないが、頂上に登った時、四方の景色は格別なものになる」

夢を持たせたがる人もいますが、ただ興味の赴くままに、熱中すればいつか繋がる時もある。 これは、学問に限った話じゃないです。遊びたいときに遊べばいいし、学びたいときに学べばいい。ただし精一杯。

夢や目標がない人は、そう考えたら少しは心が軽くなりませんか?*5

必ず必要になる大事な3つの"言語"

です。どんなに研究分野を転々としても、この3つだけはほぼ必ずと言っていいほど使います。

「数学が言語?」と思う方もいるかもしれませんが、数学はこの世の中を記述できる世界共通の言語です。 少なくとも大学1,2年までの数学が使えれば、いろんな分野の理解を助けてくれるでしょう。

これらは「言語」なので、コツコツやるより他ありません。私もまだまだ勉強中です。 少しでも将来理系の研究、仕事につきたいならば、やっておきましょう。

まとめ

最近ふと感じたことをまとめてみました。 私が大学生に戻ったらどうやって生きるだろう。 まとめると

  • 幅広にリファレンスを要領よく集める
  • 数学/英語/プログラミング言語はコツコツとする
  • 熱中できるときに熱中する(学問に限らず)

これだけで、大学生活が豊かになると思います。 大学生の方は、みんなが羨む大学生活、精一杯楽しんでください。ではではっ

*1:やる気に満ち溢れ、キャパ以上の履修をするさま

*2:コマンドをうつ黒い画面

*3:WindowsでもMacでもないやつ、いや、語弊があるか?

*4:本当に理解したいことはちゃんと勉強しましょうね

*5:この手の話はSteve JobsStanford卒業公演の"connecting the dot" なんかもおすすめです。 Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address - YouTube