プロクラシスト

今日の寄り道 明日の近道

【Day-6】ゼロからJupyterの達人に!使い方の総まとめ。


スポンサーリンク

f:id:imslotter:20171205234021p:plain

こんにちは、ほけきよです。

データ分析ガチ勉強アドベントカレンダー6日目。

当ブログもJupyterに関するメモをたくさん記してきました。 今回は保存版ということで、Jupyterの基礎事項から、ちょっとしたTipsなどを総まとめしておきます。この記事を読めばJupyterの使い心地もかなりUPするでしょう。

事始

インストール方法、実際に一通り実行してみるところまで行える。

www.procrasist.com

コレだけは知っておくべきチートシート

以前自分のQiitaで書いたものを+αして再掲。最低限知っておくとよいもの。

起動

jupyter notebook

実行

shift+Enter

補完

然るべきところでtab。そこまで強力でもない

ショートカット

最低限覚えておくべきショートカット

ショートカット 役割
esc+M マークダウンモード
esc+Y コードモード
esc+L 行番号表示
esc+A セルを上に挿入
esc+B セルを下に挿入
esc+DD セルを削除

% : マジックコマンド

Jupyterをpythonインタプリタとしてではなくシェルとして扱えるもの。詳しくは公式を。

Built-in magic command

マジックコマンドには二種類あって、下記の通り。

  • % : 一行を対象とする
  • %% : セル全体を対象とする

たとえば、

  • %pdoc, %pdef. %psource, %pfile その後につづくもの(関数、クラスなど)の情報を表示
  • %timeit : 実行時間を表示
  • %run : 指定したpythonスクリプトを読み込んで実行
  • �bug : pdbデバッガを走らせる
  • %quickref : その他マジックコマンドのラインナップを表示

あたりを覚えておけば便利だろう*1

? : イントロスペクション

オブジェクトの前か後ろに?をつけると、jupyterがその説明をしてくれて、とても便利。(下図)

なお、escを押せば、この情報は閉じられる。

エディタとしてのJupyterをかっこよく

Jupyter themesというライブラリによって、簡単にJupyterのテーマを変えられる。故にモチベがあがる。

www.procrasist.com

グラフのインタラクティブな操作

もともとインタラクティブなJupyterをさらにインタラクティブにする。 パラメータをバーでいじればグラフが変わったりすると、素敵やん?

下記二点を使えば、おしゃれなグラフの描画が可能!

  • Bokeh : オシャレなグラフ描画ライブラリ
  • ipywidget : インタラクティブにパラメータをぐりぐりする

www.procrasist.com

Jupyterでイケてるプレゼンをする

ここまでくれば相当なJupyter使い。プレゼンもJupyterで作っちゃいましょう。 RISEというライブラリを紹介して、実際にプレゼン資料を作っています。

www.procrasist.com

種々のこと

その他Jupyter界隈で気になることをさらっとまとめておく

Colaboratory

Colaboratory

Googleが作ったクラウド型Jupyter - クラウド上でのJupyterの保管 - 複数人での編集

を可能にする(参考: 日本語版最速!? jupyter notebookをgoogleが神改造 colaboratoryについてまとめてみた。 - Aidemy Tech Blog)

Jupyterhub

Jupyterhub documentation

複数人でひとつのjupyter notebookを使うときに便利 (JupyterHubの構築 - Qiita)

まとめ

Jupyter、使いこなせばpythonの専用エディタとして大活躍できそう。 関数の情報や実行時間まで測れるし、かなり優秀だと思う。

さて、明日からはscikit-klearnのお勉強。どこからやろうかな。考え中。。。

*1:最悪最後のquickrefだけでも...w

PROCRASIST