こんにちは、ほけきよです!
“Numberphile"というyoutubeチャンネル知っていますか?
大好きなんです。英語ですが、英語がニガテってひとでも数字で雰囲気が伝わると思います。 今日はそんな中で、面白い数遊びネタを見つけました!
その数遊びは「Four 4s」と呼ばれるもの。
ルールは非常に単純。
みなさんも、頭を悩ませながら読んでみてください。
0から9
まずは小手調べに0から9までいきましょうか。
10は?
9まではこのようにできるのですが、10はできますか??
うーん難しいですね。。。どうすれば良いのでしょう?
誰が『+-×÷』だけだと言った?
もう一度、ルールを見てみましょう 「数字は4以外使ってはいけない」 とだけ書いています。
ここから、四則演算(+-×÷)だけじゃなくて、他の演算も考えてみましょう。
Numberphile "The Four 4s"より
この図の左側が、さっきまでに使ってたやつですね。右側はなんなのでしょうか。ていきましょう。
数式 | 名前 | 意味 | 例 |
---|---|---|---|
Concatenation | つなげる | ||
Exponents | 指数 | ||
Factorial | 階乗 | ||
Decimal Point | 小数点 | ||
Sqiare Root | ルート |
これらを使うと、さらにいろいろな数を表せるのです。
こんな風にね!実にいろいろな数を表現できます。他の数でも是非考えてみてください。
全ての整数を表せる??
とは言え、これらの演算だけで全ての整数は表せません。最後にもう一つだけ、道具を追加しましょう。 それが「対数」です。
数式 | 名前 | 意味 | 例 |
---|---|---|---|
*1 | log | 対数 |
対数を使えば、全ての整数を4つの4だけで表すことが出来ます!
対数とは
対数っていうのはその数が何回かけられたかを表します。 具体的に見ていったほうが早いかと思うので、見ていきましょう。
このように、対数は、aが何回掛けられたかを表すことが出来るのです!対数っていうのはこれだけ!
2は4を何回掛けているの?
最後のに関しては、逆を考えるとわかりやすいです。つまり、「2を何回かけると4になるか」です。 これはなので、答えは2回です。
4を何回かけると2になるか?という問いに関しては、その逆の回ってことですね。 つまり、というわけです。
任意の整数を表す魔法の数式
これまでの道具を使うと、任意の整数が表せられるようになります! その魔法の数式がこちら!
何やらいりくんでいますが、ルートの数=整数となっています。
例えば、100という数字を作りたいときは、ルートを100個つければ良いのです!!
きちんと、当初のルール4以外の数は使ってはならないは守りながら、これであらゆる数字を表せられる事ができました。
途中式
気になる人のために、計算の途中式も載せておきますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。数は制限されてるけど、演算の制限がないところがこの問題のポイントでしたね!
ちょっとだけ真面目な話をすると、こういう遊びは結構頭の体操になると思います。以前どこかの記事でも話した気がするんですが、1+1=2を教えるより、2になる計算式を10個考えさせるほうが、ずっとずっと思考力がつくと思います。小・中学生のお子様をおもちの方は、こういう数遊びで、算数の楽しさを教えてみてはいかがでしょうか。
また、Numberphileには、他にもたくさんの数遊び系の動画があるので、暇な時にでも是非是非御覧ください!
*1:aを対数の底といいます