こんにちは、ほけきよです。
昨日、自由ネコさん(id:gattolibero)のこんな記事を読みました。
心・技・体の三拍子が揃っている小池栄子に死角がないということに、共感の嵐でした。 そして、このブログの最後に書いてある
逆に女性の側から見た時に、死角のない完璧超人的な男性芸能人といえば、誰を思い浮かべますか?
と。ここで、完璧超人的な男性芸能人として武井壮を挙げたいと思います。私は女性の側じゃないけど!!
私の本気で尊敬する人物の一人です。武井壮の「心技体」についてちょっと語ってみようと思います。
「猛獣と妄想で闘う人」程度しか知らない人は見ると印象がだいぶ変わると思います。
武井壮の『心』
武井壮の『心』がよく分かる、ファンでもファンじゃなくても見て/聞いてほしい2つのスピーチを紹介します。
これほど緻密さとまっすぐな心、行動力を持った人がいるのかと、本気で尊敬するようになりました。 成功の裏に、努力が隠されているんだなぁ。と。
彼の言葉は、人の心を動かすような力があります。
武井壮の「大人の育て方」
全部、通しで一度見てもらいたいです。武井壮の生い立ちや、さっき紹介したスポーツの理論などもここで書かれているので。今回はその中からタレントとして成功した理由について抜粋しながら紹介します。
武井壮がタレントとしてテレビに出始めた理由をまとめるとこんな感じです。
社会で生きていくために、厳しくもその通りだなという本質をついています。じゃあその具体的な活動って何か?ここに武井壮の凄さがあります。これは本文のままで。
でも、僕には人を楽しませるトークの術も何も無かったんですよ。だからその日から家を借りることをやめて、芸人さん立ちが集まるバーに行って、自分の洋服とかカバンに全部ICレコーダーを仕込んで。皆さんがトークしてワーッ!と笑いが起きているとこを全部編集して、繋いだCDを車の中で流して、ずっと車で流して1人でずっと聞いていたんです。8年かかりました。8年ずっとその人達の声の感じと間を全部まねして、車の中で一言違わず喋れるようになってったりしていったんですね。
これ、尋常じゃない努力ですよね。私なら一週間も持たずやめてしまいそうです。それを8年続けた…。
そうして生まれたのが、「猛獣の倒し方」な訳です。おそらく『うもれびと』という番組が初めての出演だと思うのですが。一般のアスリートらしからぬ「間」とか「雰囲気」とかはこのたゆまぬ努力から来ているんでしょうね。
武井壮しらべ(シーズン1) 最終回
これも是非見て欲しいです。アスリートとしての意識や、学生に対するメッセージが詰まっています。
学生 : 陸上をやめたい時ってありました?
なかった。やる気なくなるときは記録が伸びないとき。陸上って試合で自己ベスト出したいのに、練習で自己ベスト出したいと思っている時間が少なすぎる。それが嫌で、自分のコンディションを高校・大学の間、毎日ノートにメモ(部屋の内外気温、湿度、体温(肘膝指の間)、服の素材、50mのタイム、体調回復の方法)をずっと取ってた。そうするとどうやれば調子よくなるかがわかってくるから、毎回自己ベストを出せるコンディションだった。いつでも100の力を出せるようにしておくのがアスリートの仕事
学生 : 3年生の時将来どのように考えていた?
就職する気は無かったけど、なんか手に入れなきゃと思っていた。大学の頃、楽しく過ごしたいから、授業をおろそかにしがちだけど、あの4年間は色々なものを好きなだけ手に入れていい時間。宝石をポケットに自由に入れていい環境。それをポケットに入れておくかどうかは自分で決められる。就職活動の時に、宝石が入っていないかどうかは、大人の人たちはわかるから。やらなきゃ0、でも何かを目指し始めて少しでも学べば1。そうやって人間は成長していくもの。だから自分にとっての目標を作って、学ぶ時間を少しでも作るべき。
これだけ多忙な中でも、必ず新しいことを勉強する時間とトレーニングする時間を一時間ずつ割いているらしいです。本当に向上心と芯の強さがすごい。
【追加】武井壮の先見の明とストイックさがわかる
AbemaTVでエゴサーチTVという番組がありました。武井壮の人となりがわかる濃い内容になっています。
- 自分の収入を上回る車を買っていく。じゃないと落ち着いちゃうから
- 恋愛問題とかバカみたいじゃん、もっと夢を見せていきたい。
この動画の中で一番びっくりしたのがキンコン西野のえんとつ町のプペルと武井壮の関係。 ここに武井壮の先見の明、したたかさ、そしてビジネスセンスを感じました。
武井壮の『技』
彼の凄いところ、それは驚くほど全てが論理的なところです。
「見えない猛獣と闘うバカ」
だと思いがちでしょうが、彼は中高とずっと学年トップの特待生な上に、語学堪能、社会の教員免許まで持っています。要するに、「超頭いい」わけです。 つまり。彼がテレビでしていること、スポーツに対する考え方の裏には、緻密に積み上げられた論理や努力があります。
武井壮が10種競技、野球、ゴルフと、様々な種類のスポーツに対してなぜこれだけの適応性を示せるのか。 その答えを以前TBSラジオ「たまむすび」で、「スポーツが短期間で上達するコツ」として語っていました。
トップアスリートってみんなそうですけど、他のスポーツやらしたら素人じゃないですか。でも、これっておかしくないすか、と。スポーツずっとやって頭のなかで思ったことをやろうとして練習してんのに、それがあんま育ってないってことじゃないですか。要は育ってんのは反復練習した技術だけってことじゃないですか。これってもったいないな、と。すごいアスリートにとっては僕、損失だと思ってんすよ。だけども基本的な、ただ自分の身体を頭でそう思ったらそう動かせるって能力は応用性を生むんすよ。たとえば。10年その練習をしたならば、頭で思ったことをする練習してるわけだから、他のスポーツに行っても、10年間頑張ったフィジカルだったり経験値が活きて、突然ちょっと上手いところから始められたりするもんなんですよ。それが武井壮です。
ずーっと僕はスポーツの練習をするんじゃなくて、「武井壮を動かす練習」をしているわけです。 これができたらすべてのスポーツできるかったらそういうわけじゃないんですけど、これがスポーツをする、練習する前の基礎ってことです。 これがあって練習するのとこれがなくて練習するのでは、例えば同じ技術をみにつけるのに5倍から10倍くらいスピード違うと思います。 (中略) だから僕は陸上はやってないけど、子供の頃から武井壮を動かす練習を十何年やって、そっから十種競技をやったからチャンピオンになったってだけの話。
■ スポーツの基礎は体を動かすこと
■ 自分が思った通りに動かせていない人があまりにも多い
■ まずはその練習をすることで、応用が利く
というわけです。英語なら英単語とか基礎から始めるのに、何でスポーツでは応用からするんだと。確かにその通りだなと納得してしまいましたし、学生の頃にこれに気づいていたことがすごいです。
武井壮の『体』
PHOTO 日本経済新聞
皆さんも知っているでしょう、あんなふざけたことやってるけど、陸上元10種競技日本チャンピオンです。 しかも、その当時の100mの日本記録(10.54)はまだ破られていないのです!
しかもすごいのが、100mを未だに11秒前半で走れる(44歳)のです。ヤベェ。 実際に世界マスターズ陸上大会(40歳以上の世界陸上)にも参加しています。その戦績がこちら
■ 2013年(ブラジル) 男子200m : **銅メダル(22.64秒)**
■ 2014年(沖縄) 4×100mリレー(アンカー) : **マスターズのアジア新記録および日本新記録にて金メダル(42.25秒)**
■ 2015年(フランス) 4×100mリレー(アンカー) : **金メダル(42.70秒)**
衰え知らず、まさに世界のTAKEIな訳です。その他にも
- 130km/hの速球
- ゴルフの腕前がプロ級
など、驚異の身体能力の持ち主なのです。
まとめ
つまり
「心・技・体」揃っている武井壮は最強で百獣の王!!
この記事を読んでいただけた方なら、武井壮の従来のイメージが変わったのではないでしょうか。
フィールドは違えど、彼を目標にして頑張っていきたいです。ではでは!
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